こんにちは!
ヘルパーのむらくもです
ニュースをひとつご紹介します
認知症の高齢者が行方不明になったというニュースを全国で聞くようになりました。
2013年に、家族などによって行方不明届けが出された認知症の方の数はなんと1万322人。
警察が保護しながらも、身元が分からないまま長い年月がたっていたというケースも各地で報告・報道されています。
ご家族や介護に関わる人だけでなく、地域全体がこうした認知症高齢者の徘徊対策に乗り出そうとしています。
長寿県として知られる長野県の長野市では、
徘徊対策の一環として認知症高齢者の写真や徘徊した際に行くことが予想される場所などをデータにまとめた「カルテ」を導入しようとしていることが、
6月11日の定例市議会で発表されました。
長野県内では、こうした認知症高齢者の「カルテ」を塩尻市と朝日村が導入済み。
家族によって作成された「カルテ」は自宅に保管しておき、
いざ行方不明になった場合に警察へ渡す仕組みになっているそう。
カルテの管理は自治体ではなく認知症の方の家族ですので、
個人情報流出の恐れもありませんし、行方不明になってしまったときに迅速に情報が共有されることで効率的に捜索が出来、早期発見につながるのではと期待されています。
長野市や塩尻市のように自治体として取り組んでいない地域にお住まいの方でも、
自主的にこうしたカルテのようなものを作成しておけば、万が一の事態に備えることも出来そうです。
検討してみてはいかがでしょうか?
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